今から20年以上前
主人が40度の熱が数日下がらない事がありました。
ちょうど今頃
夏の終わりです。
病院に連れて行くと
EVウィルス肝炎の診断
すぐに大きい病院で
精密検査となりました。
手を握ると時々激しく痙攣を起こして
命の警告を感じました。
大きい病院では先生に
無菌室に入る事
髄膜炎で、今後は歩けないか
もうダメかもしれない覚悟をしておく事
を、伝えられました。
また母子家庭か
と、思いました。
一旦家に戻り覚悟を決めて
入院の用意をして病院に戻ると
いつもの主人が笑いかけて
俺、戻ってきた
と、いいました。
先生も、
何が起きたのかさっぱりわからない
まぁ、でも良かったです
と。
念の為検査をしましたが全く何も無い。
主人に何が起きたのか
覚えているか聞くと
病院に来たのは全く覚えがない
(取り急ぎ手近にあった)
車椅子で運ばれたのも
全然知らない
ただ、さっき
突然目が覚めて、
戻ってきた!!
とだけはっきりわかった
と。
それからは、不思議なくらい
メキメキ体力を取り戻しました。
不思議と、ベビースモーカーは
どこかへ行き、
タバコ🚬が全く欲しくない
と、言うようになりました。
私はといえば
それまでは帰宅すると
上着、靴下、ベルト、ズボン
と、順番に脱ぎながら
廊下にぽいぽいしていた事が
あれほど腹立たしかったのに
それすらも懐かしく大切に
いとおしく感じる様になりました。
一緒に居られる幸せ
を、痛感した出来事でした。
と言っても、それからは
主人はそんな脱ぎ方すら
しなくなり
人が変わった様に
几帳面にハンガーにかける様には
なったのですが。
だからかな
愚痴が言えるって
幸せだなって思うんです😊
愚痴は言います。
でも言える幸せも、感じています。
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