久々に、珍しく早朝に起き
4時代に散歩に出ました
薄紫に水色とピンクの朝の空
刻々と変化する光と色
同じ空は2度とない
今この瞬間も2度と来ない
古典にのめり込んだ高校時代
どんな気持ちで鴨長明が
この、歌の様な文章を書いたのか
自分が歳をとる事が
全く間近にない年頃には
想像だにできなかった。
感情があって書いたのなら
なんと寂しい夢も希望もない
でも、どこか怖いくらいに美しい
文章なんだろうと思った。
セルフアウェイクを学んだ今は
有り体に真実を淡々としたためた
全く無駄のない
この世の理を筆先にしたもの
なのだと分かる。
細やかに森羅万象の中の
ひとコマをズームして切り取り
そこから真理を紐解くかの様な
宇宙を感じる数珠繋ぎの随筆
ここにも
真理を視る人が
居たのだなと思った。
でもその視線は
鋭い観察眼でもある一方で
この世の全てへの慈しみに基づく
視点の様にも思う
生み出される美と
滅びゆく美
無常が腑に落ちると
全てが珠玉の瞬間で
ひたすらただ、感謝でいたくなる
それで良いのだ
と、思える
心でどっかと四股を踏むかの様な
肚がすわったこの感じ
腹の底から
喜びか溢れてくる
豆腐メンタルだったけれど
逞しくなれた
そうでなければ"目指すその先"は
守れない
私のHorizon
私のセルフアウェイク
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