top of page
執筆者の写真しげぽん

Horizon




久々に、珍しく早朝に起き


4時代に散歩に出ました


薄紫に水色とピンクの朝の空


刻々と変化する光と色


同じ空は2度とない


今この瞬間も2度と来ない



 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは*、かつ消えかつ結びて*、久しくとゞまりたるためしなし。世中にある人と栖と、又かくのごとし。



古典にのめり込んだ高校時代


どんな気持ちで鴨長明が


この、歌の様な文章を書いたのか


自分が歳をとる事が


全く間近にない年頃には


想像だにできなかった。


感情があって書いたのなら


なんと寂しい夢も希望もない


でも、どこか怖いくらいに美しい


文章なんだろうと思った。





セルフアウェイクを学んだ今は


有り体に真実を淡々としたためた


全く無駄のない


この世の理を筆先にしたもの


なのだと分かる。




細やかに森羅万象の中の


ひとコマをズームして切り取り


そこから真理を紐解くかの様な


宇宙を感じる数珠繋ぎの随筆






ここにも


真理を視る人が


居たのだなと思った。





でもその視線は


鋭い観察眼でもある一方で


この世の全てへの慈しみに基づく


視点の様にも思う



生み出される美と

滅びゆく美




無常が腑に落ちると


全てが珠玉の瞬間で


ひたすらただ、感謝でいたくなる


それで良いのだ


と、思える



心でどっかと四股を踏むかの様な


肚がすわったこの感じ


腹の底から


喜びか溢れてくる



豆腐メンタルだったけれど


逞しくなれた


そうでなければ"目指すその先"は


守れない




私のHorizon



私のセルフアウェイク







閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

セルフアウェイクはセルフラブ

わたし を、どこまでも視るセルフアウェイク 究極のセルフラブだと思います ただ、外側を満たすものでもなく 内側を行動で満たすだけでもなく 己で己の根源を識り そこの気づきを得て 更にその先へと向かう 足元をしっかりみた上で わたしの望むその先へ ブレようがないし...

共に【居る】という事

今から20年以上前 主人が40度の熱が数日下がらない事がありました。 ちょうど今頃 夏の終わりです。 病院に連れて行くと EVウィルス肝炎の診断 すぐに大きい病院で 精密検査となりました。 手を握ると時々激しく痙攣を起こして 命の警告を感じました。 大きい病院では先生に...

Comments


bottom of page